勤務時間、休日、夜勤
介護福祉士の勤務実態
介護福祉士の勤務状況はどうなっているのでしょうか。
特別養護老人ホームなど、常時介護が必要な人たちが入所している施設では日勤、早出、遅出、夜勤を数人のスタッフが交代で担当します。
夜勤以外は昼間を基準にして勤務時間をずらしていますが、これは日中に食事や入浴、レクリエーション活動などが集中しており、人手を確保するためです。
夜勤は施設によっては2,3時間の仮眠時間が設けられていますが、利用者からの呼び出しが多いときは寝ていられません。そのため長時間勤務になりますが、夜勤1回で2日分働いたとみなされます。
また、宿直勤務もあります。これは夜間の見回りをしたあとは、施設内にいる必要はありますが寝ても構いません。重度の介護が必要ない施設で夜勤の代わりに宿直で対応する場合と、夜勤の人数が少ない施設で、夜勤の仕事をサポートする場合とがあります。
介護士として働くには変則勤務は避けられませんが、管理職になれば勤務時間も安定してくる傾向にあります。
勤務時間、休日
勤務時間はサラリーマンより多くなってしまうのでしょうか。特別養護老人ホームでの1週間の勤務を例に挙げてみます。
完全週休2日制なら、1週間のうち2日は休日です。1ヶ月に夜勤が4、5回なので1週間では1回。夜勤は2日分となるので、あとの3日が日勤、早出、遅出を1回ずつとなるでしょう。
時間は不規則ですが、1日8時間として5日分働けば1週間で40時間です。これは一般のサラリーマンと変わりません。1日の所定労働時間は法で決められているため、変えられないのです。変則勤務となりますが、一定時間以上働いていれば、勤続年数に応じて有給休暇もとれます。
夜勤の回数
夜勤の回数は施設によって異なります。特別養護老人ホームでは月に4、5回、養護老人ホームでは3、4回が一般的です。また、昼間の活動が中心の老人デイサービスセンターや在宅介護支援センターでは月に1度あるかくらいです。これは複合サービスを提供している施設で、担当はデイサービスでも併設の特別養護老人ホームの夜勤を担当するためです。
ホームヘルパーは現在1割程度の人が夜勤をしています。滞在型と巡回型があり、巡回型では夜勤が必須です。今後は巡回型の増加が見込まれるため、夜勤は増えていくと思われます。 |